最近、こんな質問を受けました。
『サイトアフィリである程度収益を上げられるようになったんですけど、月50万円の壁が破れません。』
副業でやっているのであれば月50万でも十分すぎるほどのお小遣いですよね。
でも独立を考えているのであれば、こんなところで立ち止まっていてはダメです。
この方は副業ですが、後々は独立も視野に入れているということで、結構本気でサイトアフィリに取り組まれている方ですね。
今回は、このようにある程度の収益は上げられるようになったけど、報酬が頭打ちとか、
どうしても月○○万円の壁が破れない。
といったような悩みを持っている方に向けて、現状を打破する1つの考え方をご紹介します。
キーワードを横から攻めるということ
『キーワードから横から攻める?』
初めて聞く人は何言ってるんだか分からないと思います。
というか、僕が名付けたので初めて聞くのも当然です。笑
前提として、この考え方ですが、名付けたのは僕でも考え方や手法自体は昔からアフィリエイト業界に存在しています。
ただ、これを上手く使えている人は現状少なく、概念自体を知らない人も結構多いと思います。
キーワードを横から攻めると聞いて何が思い浮かぶでしょう?
まずは普通のサイトアフィリにおけるキーワード選定とページの作り方を考えてみます。
例えば、Aという基礎化粧品をアフィリエイトするとします。
Aという商品をアフィリエイトするためには当然、Aの商標キーワードや基礎化粧品に関するジャンル系のキーワードが考えられます。
具体的に挙げてみると、『A(商標) 口コミ』『A(商標) 評価』『A(商標) 格安』等という商標系キーワードと、
『スキンケア おすすめ』『20代 基礎化粧品』『ヒアルロン酸 化粧水』等というジャンル系のキーワード、
大きく分けてこの二つの方向で攻めていくことになります。
勿論、商標系もそうですし、ジャンル系のキーワードに至っては無数に存在します。
そしてこれらの拾ったキーワードを元にタイトルを決めて、サイトの記事を作成していきます。
その作成したページの最後に商品Aを紹介する訳ですね。
この一連の流れは、Aという商品を売るために、Aという商品から派生(発想といっても良い)されるキーワードを拾い、商品Aを売った。
という、いわゆる真正面からの戦略です。
ブルーオーシャンを獲得する戦略(かもしれない)
一方、キーワードを横から攻める場合を考えてみます。
同じく、Aという商品をアフィリエイトする場合を考えてみましょう。
先ほどは商品Aの商標系やジャンル系のキーワードを考えたわけですが、ここではAの類似商品であるBを考えます。
Aは基礎化粧品なのでBも基礎化粧品です。
効果や効能、ターゲット層も出来る限り近い方が良いです。
感の良い方は既にお分かりかもしれませんが、商品Aを売るためにBという商品から派生するキーワードを入り口にします。
トレンドアフィリエイト流に言えば、”ずらし”とでも言うんでしょうか。
更に言うと、この商品Bはアフィリエイト広告を出稿していない商品の方が良い場合が多いです。
良い場合が多いという曖昧な表現になってしまうのは、一概にはそうとも言いきれないケースがあるのでそういわざるを得ないという感じです。
商品Bはアフィリエイトプログラムを出していなければ、その商標で上位表示を狙っているアフィリエイターも少ないですし、正直がら空き状態です。
つまり、一般的に意図が明確だといわれる商標系キーワードなのにブルーオーシャンが狙える訳ですね。
具体的なページのイメージとしては、『B(商標) 口コミ』『B(商標) 格安』などのキーワードで上位表示を狙い、入ってきたユーザーをページ内の文章で商品Aへと流すという感じです。
このように書くと、いかにも商品Bが粗悪品だと書いて(批判して)、商品Aを売るというイメージがありますが、批判はNGです。
というか批判をしないほうが成約率は上がる傾向にあります。
ただ、これには成約率どうのこうのの話よりも、むしろモラル的な話の方が大きくて、Aを売りたいがためにBを批判するというのはとてもビジネスマンのすることではありませんよね。
Bも商品の企画から開発まで、しっかりとお金を掛け、理念を持ってやっているわけです。
それなのにアフィリエイターの私利私欲のために批判されたらやってられませんからね。
『Bを入り口にしてAを売る』という戦略を取る場合には、必ずAとBの商品特性をしっかりと調べた上で、
どこに違いがあるのか?
どの点でAはBに勝っていて、どの点でAはBに劣るのか?
ということをしっかりと書いて訴求してください。