インデックス(index)という概念はアフィリエイトのみならず、Webサイトを運営する管理者であれば必ずといって良いほど知らなくてはならないものです。
直訳すれば、『index=目次、見出し』という意味になりますが、Web上で使われる場合はこの意味ではなく『インデックス=検索エンジンンにページが登録されること』を意味します。
ここはインデックスの重要性について解説する場ですので、サイト運営やSEO上で使われるインデックスという言葉の詳しい意味や定義については他のページに譲ることにします。
言葉自体の意味については、『書いた記事を検索にひっかかるように検索エンジンに登録すること』という程度に理解しておいてください。
インデックスが何故そこまで重要なのか
SEO対策の出発点はこのインデックスからといわれます。
なぜそこまで重要なんでしょうか?
答えは簡単で『検索エンジンに表示されなければSEO対策もなにもないから』です。
検索エンジンにはクローラーと呼ばれるロボットが存在します。
このロボットは常にWeb上を巡回していて1日に数万、数億というページを巡回(クロール)します。
クローラーは巡回したページを検索エンジンに登録していく(インデックス)役割も担っているため、1日に数億というページが新たにネット上に登場していることになります。
このクローラーにしっかりと巡回してもらうことはサイトの情報をしっかりと理解してもらうことでもあり、クローラーのサイトへの巡回頻度が高ければ高いほどそのサイトは有利です。
そこで、サイトの情報を適切にかつ頻繁に検索エンジンに届けるためにクローラーが巡回しやすいようなサイト作りや対策である『index最適化』が必要になってくるわけです。
index最適化
index最適化にはいくつかの方法があります。
以下のものはすべて基本的なものですので、新しくサイトを立ち上げた場合は必ずすることをオススメします。
サイトマップの作成および送信
まずはサイトマップです。
サイトマップに関する詳しい記事はコチラを参照して下さい。
→サイトマップの作成
この記事にあるように、サイトマップにはユーザーに見せるためのものと検索エンジン専用のものが存在します。
前者はクローラーの巡回を促進するため、後者はサイトの現在の状態を適切に通知するために重要なものなので必ずどちらも設置するようにしてください。
ウェブマスターツール
サイトの現状を一目で管理、把握するために必須です。
クローラーの巡回依頼など重要なものはすべてここからできるので必ず利用しましょう。
ウェブマスターツールに関する詳しい記事はコチラを参照してください。
→ウェブマスターツール概要と登録
補足:プラグイン『PuSHPress』の導入
インデックス速度向上のために有効といわれているWordPressのプラグインに『PuSHPress』というものがあります。
PubSubHubbubを略してPuSHと表現しています。
PubSubHubbubとは、検索エンジンに対して記事更新と共に自動的に更新通知を送るシステムのことです。
これを導入することで常に記事情報を検索エンジンに送ることが出来ます。
ちなみに、サイトによってはこのプラグインを導入することで数秒でインデックスされるようになるとの記述をたまに見かけますが、実際にはそのようなことはないと思われます。
(少なくとも僕の経験上はありません)
ですのであくまでも補足的な位置づけであり、『ないよりあったほうがいい』くらいの感じで捉えておくと良いでしょう。