ツイッターや巷でも結構話題になっていますね。
2017/12/6にGoogleのアップデートが発表されました。
参照:医療や健康に関連する検索結果の改善について(ウェブマスター向け公式ブログ)
医療系や健康系ジャンルに対するアップデートで、専門家の書いた記事以外に低品質な記事を吹っ飛ばすアルゴリズムです。
現在保有しているサイトのなかには、まさにこの医療系・健康系のサイトが多く、大きな収益を稼いでくれているサイトも見事に捕獲されてしまいました。およそ50%~60%の減少です。
アフィリエイトをはじめて5年くらいになりますが、今まで経験したもののなかでも最も大きな変動は20%減少くらいなものでした。
ネットで検索してみると、それくらいの変動は日常茶飯事というアフィリエイターの方も結構いて、自分は運が良かったんだなぁと思いましたが、今回は見事にやられましたね。
結構衝撃的なのですが、焦っても仕方ないので、とりあえず原因を分析し、今後の対策方法を考えたいと思います。
目次
捕獲されたサイトのアクセス変動
今回捕獲されたサイトのアクセス解析が以下です。
なかなか衝撃的な下がり方してますね。(苦笑)
このアクセス減少に気付いたのが、12/7の深夜1時くらいです。
1日の終わりに主なサイトのアクセス数をチェックする週間があるのですが、そこで急激なアクセス減少に気付きました。(記事数10~30ページ程度の細かいサイトは月1くらいしか見ません)
このサイトですが、記事数が100いかないくらいの規模のサイトです。中規模サイト的な位置づけでしょうか。
ジャンルはいわゆる医療系で、コンテンツのなかには、民間療法的なものから、薬の作用に関するものまでありました。
今回のアップデートでは真っ先に目が付けられそうな内容です。
他のサイトはどうなのか?
現在運営しているサイトのなかには、上で見たサイト以外にも、医療・健康ジャンルで中規模サイトが1つ、小規模サイトが10個くらいあります。
ただ、不思議とこのサイトたちは影響を受けていません。
影響を受けていない中規模サイトというのは、睡眠系のメディアです。
(具体的なジャンルを公開するのはちょっと抵抗があったのですが、なにかの情報になれば良いと思い、公開させていただきます)
他の小規模サイトは、そもそものアクセス数が小さすぎて判断に迷うところなのですが、初めに見たサイトのような変動はありませんでした。
ニッチやロングテールキーワードでは大きな順位変動はない?
僕が現在保有しているサイトのなかだけでの話なので、サンプルが少なすぎますが、ひとつの仮説です。
ある程度大きなキーワード、例えば、『頭痛 鎮痛剤 おすすめ』などのキーワードでは大きな変動が見られましたが、ニッチキーワードやロングテールキーワードと呼ばれる細かいキーワードでは、そこまで大きな変動はありませんでした。(影響ないといっていいレベル)
ここから思うことは、もしかしたら細かいキーワードではまだ上位表示できる可能性があるかもしれないということです。
何を基準に信頼できるサイトと判断しているのかが分からない
今回のアップデートは、今までとは違い、特定のジャンルに対する制裁です。
ただ、それにしてはあり得ないくらい複雑なアルゴリズムなんでしょうね。
正直、人間が目視で判断する以外に、信頼できるかどうか?という判断基準があるのかが疑問です。
目視が入っている可能性も勿論ありますが、単純にロボットによるフィルタリングだとすれば、どんな判断基準が考えられるのか。
これは一晩考えてみましたが、いまだに明確な答えは出ません。
まぁ、AI技術もかなり進歩していますし、僕のようなど素人では理解の及ばない判断基準があるのかもしれませんね。。。(笑)
医療・健康系のジャンルでのアフィリエイトは今後どうやっていくべきなのか?
今回の一件は、正直大きなダメージでしたが、アルゴリズムの変動で大きく順位を落としたということは、メディア作成に対する姿勢を反省すべきと教えられたようなものです。
これは真摯に受け止めようと思います。
それに、落ち込んだところで何も始まりません。
もう起こってしまったことは仕方ない。
そう割り切って、また新たな戦略を考え、仮説と検証を繰り返すのみです。ピンチの時こそチャンスと思ってやります。
ただひとつ、今言えることは、医療や健康系のジャンルで大きなアフィリエイトサイトを作ることはもうないということでしょうか。
判断基準が明確になって、参入の余地があればやりますが、今のところはちょっと触れたくないという感じですね。
まだまだアルゴリズムの変更があって間もない時期ですので、情報があまりありません。
何か分かったり、管理しているサイトに新たな動きがあれば追記したいと思います。